サーフィンとは、パドリングに始まり、パドリングに終わります。サーフィンの上達には、欠かせません。重要なのですが、初心者サーファーには、なかなか理解してもらえない。そして、中級者でも理解していないサーファーが多い。
なぜ需要なのか?
サーフィンとスノーボードの違いは、板が勝手に滑るのか、自ら滑らすのか、の違いにあります。スノーボードだと、山の斜面に立てば、勝手に板が滑り出します。麓まで降りるとリフトに乗って山の頂上まで登って滑り降りてきます。
サーフィンは、勝手に滑ってくれません。板を滑らすには準備が必要なのです。その準備が「パドリング」です。
筋トレの重要性
パドリングで板が走り出す能力のことをパドル力といいます。そして、それらを生み出す肩や腕周りの筋肉を総称して「パドル筋」といいます。パドリングの上達には、パドル筋を鍛えるパドル力を高める「筋トレ」が欠かせません。
海に行けば鍛えられるよ。確かにその通りで、海で三日間ほどサーフィンすれば、パドル筋はすぐに増えます。パドリングで進む速さが格段に速くなります。ただ、三日間とは言いますが、連続して三日間です。そんなに海に行けないでしょ?そこで、必要になってくるのが、パドリングの筋トレなのです。