パドルなど!サーフィンに必要な筋肉はコレだ!

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テイクオフに必要な大腿四頭筋を鍛えるスクワット

パドリング?

広背筋

どのような筋肉がサーフィンに必要なのか?

  1. パドルをするための肩と腕周りの筋トレ
  2. 下半身のためを作るための筋トレ
  3. 体の軸を作るための体幹トレーニング

サーフィンに必要な筋トレは、パドルをするための肩と腕周りの筋トレ、下半身のためを作るための筋トレ、体の軸を作るための体幹トレーニング。この三つです。

必須なのはパドル筋

サーフィン上達には、やらないよりはやったほうがいい筋トレ。海に行けば否応なく鍛えられるわけだけど、週一サーファーにはなかなか難しい。自宅で筋トレして、海で実践するサイクルがいいと思います。

サーフィンの動作

  1. パドリング
  2. テイクオフ
  3. ドルフィンスルー
  4. ライディング

パドリング

クロールの動きに似ています。クロールと言えば水泳の競技。腕を回す動作です。

ただ単に腕を回せばいいのではなく、安定を保ちながら腕を回します。

テイクオフ

初心者の方にとっては難関であるテイクオフ。不安定な海の上でそれほど広くないサーフボードの上に、腹ばいから一瞬で立ち上がる動作。そして、すぐさまライディング姿勢を取らないといけない。

すべての動作をスピーディに安定して行う必要があります。

ドルフィンスルー

サーフボードを海の中に沈めるだけの動作なのですが、これが意外に曲者。

ライディング

いわゆるサーフィンのメインの動き。この動作だけをサーフィンと言っても過言ではない。

パドリング

水泳選手の体を見ると、首から肩にかけて、そして胸に至るまでの筋肉がとても大きいことに気づくと思います。サーフィンのパドルの動作においても必要な筋肉は、この首から肩にかけて、胸に至るまでの筋肉が必要になってきます。

広背筋

人体でもっとも大きな面積の大きな筋肉と言われています。背中全体にあるのではなく、お尻の骨から肺の辺りまで、そして腕にかけて伸びています。

パドリングの動作としては、腕を前方から後方に動かすときに必要な筋肉になります。

パドリングでは疲れにくい広背筋を動かす、と言われていますが、きちんと使えているかどうかは分かりません。試しに、広背筋を意識しながら腕を動かしてみてください。どうでしょうか?広背筋が動いてますか?分かりませんよね。僕もあんまりわかりません^^

三角筋

肩パッドの位置にあるのが、三角筋です。えっ?年齢がばれてしまいそうです。腕の一番上の筋肉になります。

腕を水平に持ち上げたり、などの時に必要な筋肉です。パドリングでは、後ろにある腕を前方に動かすときに役立つ筋肉です。

大胸筋

字のごとく、胸にある筋肉です。

パドリングの一連の動作の中で常に働いているのが大胸筋です。大きな筋肉なのでサーフィンするなら大胸筋を鍛えるべきです。

上腕二頭筋

力こぶを作る筋肉です。

パドリングで疲れる筋肉の代表が上腕二頭筋です。広背筋をうまく使えているならそこまで疲れることはないのですが、腕だけでパドリングをしているとすぐに疲れてしまいます。

私もよく疲れます。一生懸命にパドリングをしていたり、力みが出ているとき、などに疲れやすいです。そんな時は、広背筋を意識するといいようです。

橈側手根屈筋

「とうそくしゅこんくっきん」と呼びます。小指と上腕部の先端を結ぶ筋肉で内側にあるので目で見ることはできません。綱引きの時にロープを手前に引く動作などに必要な筋肉です。普段はなかなか意識することがない筋肉です。

パドリングで海に入れた直後の「水のかきはじめ」、海から手を出す直前の「水のかきおわり」の時に手首を効果的に使うとパドリングが早くなります。

テイクオフ

初心者サーファーの難関のサーフィン動作が「テイクオフ」です。テイクオフの上達は、誤解を恐れずに言えば「慣れ」です。それには、反復練習しかありません。失敗して失敗して失敗して。海で練習するのもいいですが、陸でも練習できます。練習して慣れてしまえば。

大胸筋

パドリングでも使う大胸筋はテイクオフにも必要な筋肉です。

テイクオフは、サーフボードに乗って腹ばいの状態から起き上がる動作になります。その時に腕を押す力を使います。腕を押す筋肉は大胸筋が必要になってきます。

大腰筋

足を前方に振り出したり、階段を上ったりするときに必要な筋肉です。体の内側にある筋肉なので外からは見えません。背骨と足を繋いでいる筋肉になります。

腹ばいから足を屈曲させて起き上がる際に、必要になってきます。

ドルフィンスルー

サーフボードを海に沈めて大きな波をやり過ごすサーフィンの動作になります。

大胸筋

ドルフィンスルーでも必要な筋肉です。

サーフボードの海の中に沈めるのは、けっこう疲れる動作です。サーフボードの浮力にもよりますが、初心者のサーフボードは大きなサーフボードの場合があります。そのようなサーフボードを海の中に沈めるのは大変にしんどい動作になります。

長掌筋

手の甲と上腕部の先端を繋いでいる筋肉です。握りこぶしを作った時に一番大きく見える筋肉になります。

サーフボードを海に沈めるときに手首に大きな負担をかけます。それに耐える筋肉がないと壊れてしまいます。管理人は、もともと手首が弱かったということもありますが、たまに壊れます。騙しだましサーフィンをやっているときがあります。そうならないことを願います。

ライディング

サーフィンのメインの動作です。

大殿筋

お尻の筋肉です。階段を上ったり、座位から起立する動作に必要な筋肉です。

大殿筋は、ライディングの際の姿勢である中腰の時に必要な筋肉になります。大殿筋がうまく使えなかったり、筋肉が足りないと、動作がスムーズに出来なかったり、遅れたり、チカラのためを作れなかったりします。

大腿直筋

太ももの筋肉です。大腿直筋、外側広筋、中間広筋、内側広筋の四つの筋肉の総称が「大腿四頭筋」です。ココでは大腿直筋の解説をしますが、その他の筋肉も必要です。骨盤上がりから膝を超えた先あたりまでの筋肉になります。

ライディングの姿勢を保つのに必要になるのが、大腿直筋など大腿四頭筋です。この筋肉を鍛えていないと、ものの数分で悲鳴を上げます。プルプルと震えがきます。そうなったら手遅れ。その前に筋トレを。本当にすぐに疲れます。

大腿二頭筋

太ももの内側の筋肉になります。大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋の三つの筋肉の総称が「ハムストリング」です。股関節の安定性を保ったり、膝を曲げたりする筋肉です。

大腿直筋など太ももの筋肉と同じようにライディングの姿勢を保つのに必要な筋肉です。また、膝の曲げ伸ばしを行うのに必要な筋肉になります。

腓腹筋

ふくらはぎの筋肉です。踵から膝裏を通った先までのを繋いでいます。ヒラメ筋、腓腹筋を合わせて「下腿三頭筋」といいます。二つなのに三頭筋?腓腹筋は二つに分かれているので合わせて三頭筋。足首を伸ばす、膝を屈曲させるのに必要な筋肉です。

ライディングには足首の繊細な動きが必要な時があります。そんな時に腓腹筋を必要とします。

まとめ

動作別にサーフィンに必要な筋肉について解説しました。サーフィン中には筋肉について、ましてや大腿四頭筋が、、、三角筋が、、、広背筋が、、、などと考えることはないでしょう。ですが、陸トレとなると、これらの筋肉を意識することがとても重要になってきます。意識してトレーニングすることでその筋肉がキッチリと働いて筋トレの効果を高めます。

一度読んだだけでは頭に入ることはなく。数日たてばどこかへ消えていってしまいます。出来れば忘れないうちに何度か読み返すと頭の中に入ってきて、意識できるようになってきます。

この記事を読んでサーフィンの上達のお手伝いが出来ましたら幸いです。

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