小さな傷、爪が引っかかるような傷、クラッシュしているかどうかわからないような微妙な傷、小石や砂などがめり込んでしまったような傷など、サーフショップにリペアに出すまでもないような小さな傷に使えます。
直径3cmいじょうもある大きな傷、フォームが欠損しているような傷など。大きな傷の場合は、素直にサーフショップに持って行った方が楽です。リペアの時間がもったいない。
1gの少量サイズが三本入っています。 これだけ?と思われた方がおられると思いますが、小さい傷をリペアするだけなら、1gで充分です。小さい傷なら約10か所ほどリペアすることができます。
この樹脂は、空気中の水分と反応して硬化します。なので、樹脂を厚く盛って放置すると、樹脂の中心が固まるのに時間がかかったり、施工不良となったりします。厚みを出したい場合は、複数回に分けて樹脂を盛るか、盛った樹脂を刷毛などで動かすと硬化しやすくなります。
樹脂を盛る時や薄塗りをするときに、刷毛代わりとして厚紙をちぎって使います。樹脂をキレイに盛るためには刷毛があるほうがいいのですが、刷毛って使った後の処理とかめんどうくさいのですよ。なので、厚紙で代用します。これでもキレイに濡れます。保証しますよ。
リペアをする前のバリ取り、樹脂を盛りすぎた時の粗削りなどに使います。
仕上げをするときに使います。耐水ペーパーでもあるので、水を少しつけて削ると滑らかに削れます。
まずは、バリ取りや粗削りをします。ササクレになっていたり、ヒビが入っている個所を粗削りして整えます。
粗削りした箇所に樹脂を盛ります。「樹脂の使い方」でも説明した通り、樹脂は盛りすぎない、盛った樹脂を動かすあるいは練る、ようにすると硬化しやすくなります。
樹脂を盛りすぎた場合は、粗削りをしてサーフボードと平行になるように「サンドペーパー500番」で削ります。樹脂の盛り方が少なかった場合は、「サンドペーパー500番」で粗削りして、樹脂を盛ります。
刷毛に樹脂を少量付けて、リペア個所全体に薄く樹脂を塗ります。
「サンドペーパー1200番」に少量の水を付けて、平らになるように軽くペーパーを掛けます。
サーフボードには知らない間に小さな傷がついていることがあります。えっ?こんなところにキズあったっけ???いつの間に???
まず確認するのは、海水が入る程のキズなのか?小さい傷の場合は、海水が入らない程度の擦り傷もあります。爪が光に当てたり、斜めから見たり、爪で確認したり、一日放置してみてキズから潮が出てこないか?などで判断します。
小さい傷で海水がそんなに入って無さそうだとしても、しっかりと乾かしてください。この工程はぜったいに省かないでください。特に、キズに潮が白く吹いているような場合は、1週間~2週間ほど天日で乾かしてほしい。
後の工程は、小さな傷だとしても同じです。樹脂を盛って、ヤスリをかけて、仕上げる。
ほんとに簡単に短時間でリペアが終わります。サーフボードの中に海水が入っていない乾いている状態なら、10分ぐらいで終わります。マジです。楽です。ホントです。一度使ってみてください。小さな傷こそこの商品の本領が発揮されることでしょう。
大きな傷やフォームまで達している傷には使い勝手が悪いけど、小さな傷、サーフショップに出すまでもない傷、リペアが必要なのか分からないような傷に使えます。。
使い方は、樹脂に硬化剤を入れる必要はないけど、空気中の水分と反応して硬化する、という性質があるので、樹脂は厚く盛らない、盛った樹脂は動かすと硬化しやすいなど注意点があります。
少量サイズの樹脂が三本入っているので、封を開けなければいつまでも使える。封を開けてもキャップを閉じると3か月以上は使える。
従来の樹脂とは違い硬化剤を必要としないので、使い勝手が良い。
自分で誰でも簡単にリペアできる道具があればホントに助かるよね?ってのがコンセプトのこの商品。溶剤を塗り重ねるだけでリペアができる。後はお好みで仕上げを。ほんと簡単にできます。
この前、友人が海上がりにサーフボードを落としてしまった際も、この商品でリペアしました。海水が入ってなかったのでその場でリペアすることができました。たいへん喜んでくれました。ホント便利な商品ができたと自負しています。ぜひ、海に行く際のカバンに忍ばせることをお勧めします。
この記事を書いたのは、当ホームページのサーフィンゲート管理人です。
一年のうちで半分の150日も海に入るぐらいサーフィン好き。物持ちがいいのでサーフボードも10年選手がゴロゴロ。それには、サーフボードのメンテとリペアが欠かせない。
近くにサーフショップがないので小さな傷であれば自分でサーフボードのリペアを行っています。かなり簡単にできるようになったので教えたいと思います。