小さな穴・裂け目の補修手順(リペアキット活用)
ウェットスーツ修理の手順
1,傷口を広げてキレイにする
傷口がささくれていたらキレイに整える、ゴミが付着していたら取り除く
2,補修材をうすく塗る
薄る塗るのがコツです。厚く塗ってもいいのですが、見た目が悪くなるし、手に引っ付くし、材料が勿体ないです。 薄く塗ったら、5分~10分放置して乾かす。
3,5~10分ほど放置する
ウェットスーツの補修材を乾かすために、5-10分ほど放置します。この時間を取らないとキレイに修理ができません。必ず必要になってくる時間です。
4,傷口を合わせて圧着する
慎重に傷口を合わせて指で圧着する。軽く合わせてみてきちんと合ってなかったら剥がして、慎重に合わせます。傷口が左右であったら、指先でギュッと摘まむ。
5,ほぼ完成
圧着したらほぼ完成です。しょうしょう力を入れても補修箇所が開くことはありません。
6,24時間で完成
24時間経つとさらに接着面が強まります。これだけ伸ばしてもウェットスーツの補修箇所はビクともしません。完璧です。
縫い目のほつれ・シームテープの貼り直し
縫い目のほつれの補修は、ほつれた糸の部分だけ取り除いて、その上からシームテープを貼るのが一番かんたんな方法です。ほつれた糸を縫い直すという手もあるのですが、正直いっておススメしません。というのも、手間がかかるということもありますが、それで補強にはならないからです。ゴムに穴をあけて糸を通している状態に、さらに穴を通すのですから、劣化が進んでしまいます。
ウェットスーツの補修動画
シールテープとは
簡易防水、ウェットスーツの継ぎ目の補強、などの観点から継ぎ目に貼るテープのことを「シールテープ」といいます。
シールテープのみで破れなどの修理ができると謳っている情報もありますが、ウェットスーツの修理材で補修して、その上にシールテープで補強するというのが正しい使い方です。シールテープのみでの修理は破れや穴がさらに広がる恐れもあるのでおススメしません。