サーフィン入門編です

入門知識は必要です
サーフィン入門として覚えたいのが、ルール
サーフィンルールは、最低限知っておくべき入門知識です
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どの門をくぐるのか?

波乗りは敷居が高い。昔ほどではないけど、いまだに敷居が高いと思う。例えば、登山したいなと思ったら、次の日に行こうと思えば山登りはできる。山の選択だったり季節は問うわけだけど。でも、明日、波乗りに行こうと思っても、まず行けない。道具はないし、どこに行けばいいのか、果てしなく「???」が続くわけです。

手っ取り早いのが、サーフショップに行ってみる。「その敷居が高いんだよ」と聞こえてきそうです。実際、敷居が高い。お店に入って何を言われるか?チョー怖い。恐ろしい。そんな方は、まずはお店のホームページを見たり、ブログを見たり、お店の雰囲気を確かめてみよう。

すべてのお店ではないけど、サーフィンレッスンを行っているところがあります。それに申し込んでみる。体験の様子はブログなどで発信しているので、雰囲気はだいたいわかると思います。

サーフショップは行きたくない。という方は、誰かを紹介してもらう。友達の友達がサーフィンをやっているというのはあり得る話。サーフィン人口はだいたい10万人ほどと言われています。友達の友達には必ずサーファーがいます。その人を紹介してもらって始めるという手もあります。

一番やってはいけないのが、自力ですべてをやり抜こうとすること。根性は素晴らしいけど。はっきり言って危ない。危険です。無謀です。海は怖いのです。流されたり、台風が来てたり、溺れたり。たまにニュースで「台風に流されて」なんて聞くと思いますが、ほぼ初心者が無謀にも台風の海で波乗りしてたいうのがオチなのです。そんな悲しいことを避けるためにも、自力で頑張るだけは止めてね。

入門セット

波乗りするのにこれだけは必要というのが、「サーフボード」「リーシュコード」「ウェットスーツ」「ワックス」「フィン」。この5点。

友達にサーファーがいるなら、中古を譲ってもらうのもあり。ただ、ウェットスーツは体形によって合わない場合がある。それでも、ツテを頼っていけばそろえることができるかも。夏ならウェットスーツは要らないので、海パンでサーフィンできる。

サーフボードは、サーフショップに中古が置いてあったり、ネットでも、ブックオフでも買える。最初は中古で十分。なんならボロボロでも。すぐに壊すから、なんでもいい。数回やってみて、本当にやりたいなら、その時にきちんとしたのを買えばいい。初めから、かっこいいのを買うのは勿体ない。

サーフィンルール

ワンウェーブワンマン
この言葉を覚えておきましょう。これを守れないのなら、サーフィンをする資格なしです。
一つの波に乗っていいのは、一人のサーファーだけ。
例外は、一つの波が右方向と左方向に進める場合だけです。それ以外は、一つの波に一人のサーファー。
このルールを守らないとどういうことが起きるか?追突や衝突などの接触事故です。 このルールはしっかりと守ってください。
初心者サーファーは、心に余裕が持てないせいか、このルールを忘れがちです。「ワンウェーブワンマン」
来る波来る波に乗ろうとして、人の邪魔をしています。
せっかくいい気分でサーフィンしていたのに、そのせいでぶち壊しになったら、どう思いますか?
いやーーーな気分になりますよね?
それが原因で怒鳴られたりしたら、お互いの気分が悪くなります。
楽しいサーフィンなんだから、ルールを守って楽しみたい。

ピーク優先
ワンウェーブワンマンの続きとして、ワンウェーブのワンマンには、誰がなる事が出来るのでしょうか?
ワンマンになるには、ルールがあります。
そのルールの一つとして、「波のピークにいる人がワンマンに成れ、波乗りできる」
一点だけ注意点がありまして、サーフィンポイントによっては「ピーク優先」「先乗り優先」などがありますが、基本的にはピーク優先が標準ルールです。

先乗り優先
先にサーフボードに立って、サーフィンを始めた人がワンマンに成れるというものです。
これの問題点は、ロングボーダーが必然的に有利になってしまうという事が上げられます。
最近は、ロングボーダーが多くなっていますので、問題点の多いルールではあります。

海について

カレント
サーフィンに入門するなら、この言葉も是非覚えておきたい。
これは、非常に危険です。
生死にかかわることですので、是非頭に入れておきましょう。
海には、カレントと呼ばれる海の道があります。
海の道といっても目に見えるわけではありません。
日本では、離岸流と呼ばれることが多いです。
読んで字の如しで、岸から離れていく流れのことを言います。
岸には波が押し寄せてきます。
押し寄せてきた波は、大量の海水を運んできます。
その運ばれてきた大量の海水は、岸に留まることが出来ないので、どこかへ行きます。
そのどこかへ行くときに、同じ場所からどこかへ行きだすと、そこに海の道が出来るわけです。
で、いったん海の道が出来るとそこへ岸に押し寄せてきた大量の海水が更に流れ込んできます。
悪循環か好循環なのか、海の道の流れはどんどん強くなっていくわけです。
それを知らずに海に入ると、一気に沖合い数十メートル、数百メールまでながされてしまいます。
自分でカレントの位置を把握できればいいのですが、初心者サーファーには、ほぼ無理です。
なので、海に入る際には、近くにいるサーファーにカレントの状況を聞きましょう。
万が一沖に向かうカレントに捕まったら、左右に逃げましょう。
間違ってもカレントの流れに逆らってパドルをしないようにしてください。
体力が消耗するだけで一向に進みません。
むしろ、どんどん沖に流されていきます。
仮に沖に向かうカレントに捕まり、左右へも逃げられない時は、近くのサーファーに助けを求めましょう。
たまに初心者サーファーがカレントに流されて、死んでしまう事故が起きています。
あってはならない事です。
よくよく注意してください。

人の少ない所へ行こう
初心者サーファーの陥りやすい過ちに、混雑しているところでサーフィンしようとする傾向があることです。
これの問題は、まず危ない。
人が多いということは、人との接触回数が必然的に増えます。
怪我をする確率が増えてしまいます。
さらに、他のサーファーの邪魔になるので、あらぬ波風をたててしまいやすいです。
更に更に、人が多いので、練習が出来ません。
せっかく休日をまるまる一日を使ってサーフィンしに来てるんだから思いっきり練習したいですよね。
ということで、初心者サーファーに限らず、少しでもサーフィンがしたいなら、混雑を避けて海に入るようにしましょう。