エルニーニョ現象

エルニーニョは、異常気象を指します
日本への影響は、夏は寒くて冬は暖かい
波乗りへの影響は、例年と違う波の発生
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1、エルニーニョ現象について

南米のペルー沖合の海水温が上昇して異常気象を起こさせる現象。
夏は冷夏になり、冬は暖冬になります。異常気象が起こると通常とは異なる天気になります。台風だと巨大な勢力が発生したり、猛烈に低気圧が発達したり、普通と異常の振れ幅が大きくなり、さまざまな悪影響を及ぼします。

エルニーニョの反対の現象を、ラニーニャといいます。エルニーニョの後にラニーニャが発生することが多いようです。

2、エルニーニョ現象とサーフィン

エルニーニョ現象が発生すると、冷夏になる場合が多い。
そのため、海水温度が下がり、夏でもウェットスーツが必要になります。(寒がりの俺の場合はかなり重要)
ただ、冷夏といっても、確実に海水温が下がるかどうかはその時になってみないと分からない。2015年のエルニーニョの時は、エルニーニョで冷夏だったが、海水温は高めで推移。冬前になっても海水温が例年以上に高かった。

偏西風の流れなどが変わることにより、いつもと違う天気図になる事が多い。
特に、台風の進路などが変わってくる。エルニーニョによって偏西風の流れに影響があるのか?偏西風単独の流れなのか?そのあたりは解明されていない。
台風の進路に限らず、低気圧の流れ、進路、発達速度などいつもと違うことが起こる。それらの違いによって波の発生する場所や速度、速さなどいろいろ変わってきます。

経験則では、エルニーニョ現象が発生した年の波はイマイチ。特に台風の進路が日本に近すぎるので、波乗りできる日数が短いし、ウネリも弱い、波もまとまっていない。いい印象はないね。

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